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仮想通貨の投資を始めて半年になりました。
私たちはこの半年間で非常に濃い経験をさせてもらっており、数多くの失敗をしてきました。
その中でも一番失敗したと感じている事が、ポートフォリオの組み方です。
金融・投資用語としてのポートフォリオは、現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容(株式の銘柄などまで具体的に)を指しています。
もう少し詳しく説明すると、投資家はリスク管理のために自らの資産を複数の金融商品として分散することがあります。このリスク管理については、よく「卵」と「かご」の話に例えられます。卵を1つのかごに入れてしまうと、そのかごが落ちたときにすべての卵が割れてしまいますが、1つずつ違うかごに入れておけば、たとえ1つのかごを落としてしまっても、ほかの卵は安全です。このように、資産家もみずからの資産をさまざまな種類の金融商品に分けて投資することで、リスクヘッジを図っているのです。
簡単に言うと、『保有する金融資産のバランス』ですね。
今回はこれから仮想通貨の投資を始める方、投資に少し慣れてきた方向けに私たちの失敗談を元にポートフォリオの組み方をお伝えします。
【2019年版】仮想通貨投資入門完全版!前提知識からケース別取引方法・やり方まで徹底解説
この記事の目次
仮想通貨は金融資産ポートフォリオの何%にするべきなのか?
総資産のリスク分散をする
仮想通貨が始めての投資という方は非常に多いかと思います。
以前Twitterで見たアンケートによると、1000人に対して60%ほどが仮想通貨が始めての投資という回答でした。
これはスマートフォンで手軽に始められるという事と、10~20代の若い層が多いという事が影響していると推測出来ます。
こういった若い層は、自己資金が少なかったり株などの金融資産を保有してないケースが多いので、仮想通貨のみ保有している人が多いかと思われますね。
しかしながら仮想通貨は値動きも激しくリスクも付き物です。ですので、まずは総資産の中でも資金を分散する事をおすすめします。
- 現金30%
- 株40%
- 仮想通貨30%
例えばこのようなバランスで保有するイメージですね。
私たちの総資産のポートフォリオは下記の様な配分です。
- 不動産40%
- 仮想通貨40%
- 現金20%
株は保有していませんが、不動産に投資を行っていますので少し変わったバランスになっています。
『仮想通貨は何%にするべき』という断言は出来ませんし、それぞれ目指す資産額によって組み方は変わってきますが、自分の資産を守るという事は常に頭に入れておかなければなりません。
仮想通貨で大儲けしたいならリスクを負ったポートフォリオを組むしかない
仮想通貨関連の有名人でニシノカズさんという方がいらっしゃります。
0円から3億5000万円を達成された方ですから、この記事を読んでいる方はご存知かと思います。
☆ブログ更新☆
【ご報告】仮想通貨投資で、資金0円から”億り人”達成しました。 – ニシカズのゲス戦略日記https://t.co/cHZxybGl36— ニシノ・カス(´・ω・`) (@nishinokazu) November 1, 2017
ニシノカズさんは、仮想通貨資産のほとんどをある通貨に投資していらっしゃったと風の噂で聞きました。
もし投資した通貨が大幅に値下がりすれば資産が一気に減りますが、逆に上がった場合は計り知れないリターンがありますね。
このように原資が少ない中で大きく稼ぐには一点に投資するほかありません。
総資産の中でも仮想通貨への資産分散の割合を決め、さらに仮想通貨の中でも分散するのか一点集中するのかを決める必要があります。
いつ・いくらを目標にしているのか。それに向けて取るべきリスクなのかもしっかり考慮した上で資産配分は決めるといいですね。
理想的な仮想通貨のポートフォリオとは?
ビットコイン比率を高めておく
いまから仮想通貨の投資を始める方には、ビットコインの比率は高めにしておく事をおすすめします。
とりあえず何を買うべきか?と初心者の方に聞かれたらビットコインと私たちは答えます。
理由としては下記の3つが大きな要因です。
3つの理由
- 先物市場への上場で今後まだ価格上昇が見込める
- 海外取引所でのアルトコインのトレードに必須
- 価格変動は激しくても基軸通貨である為、リスクが低め
最近よく見るケースですが、アルトコインの価格が上がりだした時にビットコインの余力が無いという人が多いのです。これではせっかくのチャンスで全く稼げませんね。
また、アルトコインの価格はビットコインの価格変動でかなり左右される為、ビットコインの保有率はアルトコインの価格が下落した時のリスクヘッジとしても高めにしておく事をおすすめします。
どこまで行ってもビットコインが仮想通貨の中で最も有名で価格が高いですし、ビットコインが無ければ海外取引所でのアルトコイントレードも出来ませんからね。
時価総額上位のアルトコインを組み込む

引用元:coinmarketcap
資産を守るポートフォリオであれば、時価総額上位のアルトコインを組み込むと良いです。
しかし、これは飽くまで大きく儲けるという考えではなく、資産を守るという事は認識しておいて下さい。
大きく稼ぐのであれば、上位の銘柄を買ってもいまから10倍~20倍のリターンを短期で得るのは難しいですから、しっかり検討の上で投資を決めましょう。
保有する仮想通貨は5銘柄くらいに抑える

仮に100万円の自己資金で投資を始めるなら、上記の画像の様にビットコインを入れて最大5銘柄までに分散すると良いでしょう。
後述しますが、保有通貨が多いとそれぞれの仮想通貨の情報が追いきれなくなります。
これは前述した通り、リスク覚悟で全財産を一つの銘柄に入れても問題ありません。
- ビットコイン40%
- イーサリアム(ETH)30%
- その他三銘柄を10%ずつ
これは資産を守る組み方の一個のパターンとして思ってください。
『資産を分散して守りつつコツコツ稼ぐ』か『一点集中で大きく勝負する』かはご自身の判断でお決めくださいね。
ポートフォリオアプリの解説記事はこちらから
常にポートフォリオのリバランスは意識する
私たちの過去の失敗例
私たちの大きな失敗は、ポートフォリオを見直す事をしなかった事です。
これは仮想通貨に長く触れていても、していない方が多くいるかと思います。

これは私たちの6月のポートフォリオですが、GAMEはここから大幅に下落し25万円以上の損失を出しました。
長期的に保有すると決めてホールドしていましたので、プロジェクトが進行していないにも関わらずホールドしてしまい、結果損切りが遅くなったのが原因です。
仮に長期的な保有をすると決めていても、その通貨のプロジェクトの進行やマーケティングなどには常に注目し、保有を続けるか手放すかは判断すべきと感じました。
もちろん、ある銘柄を徹底的に調べた上で1~3年スパンで保有を決めている方は別ですので、そういった方は特にリバランスの必要はありません。
私たちは1~3年以上のスパンでホールドするという意思はないにも関わらず、特にプロジェクトの変化が無いGAMEを持ち続けてしまったのが間違いだったのです。
必ず自分で情報を調べた上で保有通貨を決め、情報を追い続けるべき
私たちはGAMEに関しては、周囲に保有している人が多かったという理由で購入しました。
いま振り返ってみるとあり得ない判断ですが、当時は特に何も考えずに周囲に流されて通貨を買っていました。
仮想通貨の情報は、ほとんどが発信者の希望や理想が詰まっていますから、必ず情報源を明確にして投資の判断をするべきです。
そして購入した後も、保有している通貨に関しては常に情報を追い続けましょう。これをしないと結果損する事が多くなりますよ。
毎週でも毎月でも好きなタイミングで構いませんから、保有している通貨のバランスは見直すクセをつけましょう。
仮想通貨のポートフォリオはどう組むべき?:まとめ
2つのスタンス
- 資産を分散して守りつつコツコツ稼ぐ
- 一点集中で大きく勝負する
自分がどちらのスタンスで仮想通貨投資を行っていくのかをまず明確にしておく事が重要です。
この二つは極端な例ですので、自分に合うスタンスを考え出しても構いません。
自分がいつ・いくら欲しいかを一度考えてから、自分に合ったポートフォリオを組んでみて下さい。
周囲の人と同じポートフォリオではこれからの時期で大きく資産を増やすのは困難になりますから、一度見直してみる事をおすすめします。
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